アラビノキシラン(バイオブラン)は生体防御作用を有する食品として開発された植物性多糖加工食品です。アラビノキシランが体内に入るとナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されます。
アラビノキシランとは、多糖類のなかの5炭糖(ペントース)というもので、アラビノース、キシロース等があります。グルカンのように同一単糖で結合しているものは、ホモグルカンといい、種類の異なる単糖が結合したものをヘテログルカンといいます。アラビノキシランはアラビノースとキシロースが結合しているので分類するとヘテログルカンになります。
植物には細胞壁を構成するセルロースという植物繊維がありますが、それよりも小さなヘミセルロースといわれる高分子の糖質があります。このヘミセルロース成分の数パーセントがアラビノキシランです。
アラビノキシランが体内に入るとナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されます。ナチュラルキラー細胞は、リンパ球の一種ですが、他の細胞と少し異なり腫瘍細胞に対する反応が強いといわれています。ナチュラルキラー細胞は腫瘍細胞を発見するとすぐに結合し、腫瘍細胞を破壊します。
ナチュラルキラー細胞が腫瘍細胞に結合すると、パーフォリンというタンパク質が腫瘍細胞に穴をあけ、セリンプロテアーゼ分子群が腫瘍細胞のDNAを破壊します。ナチュラルキラー細胞の活性化とは、このパーフォリン・セリンプロテアーゼ分子群をたくさん生産させることができるかということです。
腫瘍患者のナチュラルキラー細胞には、パーフォリン・セリンプロテアーゼ分子群が少なく、逆に腫瘍細胞の勢いが強く、腫瘍細胞に貪食されてしまいます。
ナチュラルキラー細胞の活性化が起きると、インターフェロンγ(IFN-γ)やTNF-α(腫瘍壊死因子)が増加し、ナチュラルキラー細胞に二次活性が起こり、免疫系の好循環が起こります。このような物質を免疫調整物質(BRM)と呼びます。
アラビノキシランは、ナチュラルキラー活性だけでなく、腫瘍の増殖を抑制して、サイトカイン(細胞間伝達物質)を増加させることにより、他の免疫細胞も活性化します。
また、βグルカンを一緒に摂ることで、インターロイキン1(IL-1)、インターロイキン2(IL-2)の分泌増加によるT細胞活性と、アラビノキシランのナチュラルキラー細胞活性が同時に起こり、ナチュラルキラー細胞活性が3倍になるとアメリカのマンドー・ゴーナム博士の実験で証明されています。アラビノキシランとβグルカン(β-1.3/1.6-グルカン)を組み合わせて飲まれることをおすすめします。
アラビノキシランは今までの栄養補給的なものではなく、免疫性を向上させるものです。
病気のメカニズムは免疫力が、疲労や老化、ストレス、薬害などで低下したとき、菌やウイルスに感染したり、発病したりします。
このとき外敵から身を守ろうとする力こそ免疫力であり白血球の働きなのです。
アラビノキシラン(バイオブラン)は
以上の働きにより病気の回復と予防に期待されています。
日本、アメリカでも使用する病院が増えてきています。
効果、基礎データの共同研究
UCLA/DREW UNIVERSITY、CAMBRIDGE UNIVERSITY、GRONINGEN UNIVERSITY、MCMASTER UNIVERSITY、千葉大学、神戸女子大学、自治医科大学、日本大学、九州大学、名古屋大学、京都大学、富山医科薬科大学、川崎医科大学、東京医科歯科大学、東京女子医科大学
1日当たり成人に摂取して頂きたい最小量の目安は、600mg程度です。
また、積極的な健康維持のためには、成人一日あたり1gから3gの摂取をおすすめします。
これはアラビノキシラン(バイオブラン)が消化不良などの影響を与える量の400分の1から2000分の1の量ですので安心して継続的に摂取できます。
免疫の枯渇現象とは免疫を活性化することによりアミノ酸、ビタミン、ミネラル等の消費が大変多くなり、4から5ヶ月でアミノ酸、ビタミン、ミネラル等の不足現象がおきて、免疫活性が起きなくなってくる事をいいます。
免疫の枯渇現象が起こりにくくするにはに多くのアミノ酸、ビタミン、ミネラルを摂取する必要性が出てきます。
天然系の栄養剤を十分に摂取することをおすすめします。
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