鼻 |
目と目の間、鼻の上の部分を山根(さんこん)といいます。
山根(さんこん)から胃の状態を判断します。
山根の低い人には、胃の発育が弱い人が多いようです。
(本人は気がつかない場合が多い)このことは、赤ちゃんの山根を見ればよくわかると思います。
赤ちゃんの山根は低いですね。
まだ胃がちゃんと発育してないからです。
大人の方でこの部分の低い人には、硬い食べ物より柔らかい食べ物を好み、またよく噛まずにすぐに飲み込む人が多いようです。
胃がちゃんと発育しないまま大人になったからです。
また食事の後に何時もすぐに眠くなる人がいますが、そのような方は山根がたいてい低いようです。
山根の大図
(イ) 山根上部のしわあるいは薄黒い線(蒙色(もうしょく)の一種)は、胃のつかえ・食欲不振・拒食症の可能性を示します。
(ロ) 山根の右端から中央にかけてのしわあるいは薄黒い線は、胃と肝臓が弱っている可能性を示します。
(ハ) 山根の左端から中央にかけてのしわあるいは薄黒い線は、胃と膵臓が弱っている可能性を示します。
(ニ) 山根の右端から左端までのしわあるいは薄黒い線は、糖尿病の可能性を示します。
【図1】
山根から下の部分を上から順に年上(ねんじょう)・寿上(じゅじょう)・準頭(じゅんとう)といいます。【図1】
年上・寿上・準頭から大腸の状態を判断することになります。
年上・寿上・準頭が低いまた短い方には、大腸の発育が弱い人が多いようです。
下痢や兎糞(コロコロした小球状の便)場合によっては便秘になりやすいので注意してください。
年上・寿上・準頭の白っぽい人は、大腸が冷えている状態にあります。(腸寒症)
白っぽさの中に黒ずんだ部分が見られる人には、大腸が冷えて下痢、兎糞、場合によっては便秘を起こす可能性があります。
年上・寿上・準頭の赤っぽい人は、大腸が熱されている状態にあります。(腸熱症)
赤っぽさの中に黒ずんだ部分が見られる人には、大腸が熱されて便秘またはドロッとした粘着性の便(粘液便)を起こす可能性があります。
赤っぽさの中に部分的に紫色が見られる場合には、大腸癌の可能性も考えられます。
一度精密検査を受けられるようお薦めします。
年上・寿上・準頭に、こげ茶色の薄いしみ(蒙色の一種)が見られる場合には、宿便(大腸管内に渋滞している細菌を含めた食物残渣。種々の病気の原因の一つと考えられています)の可能性があります。
年上にこげ茶色の薄いしみが表れている場合には、上行結腸に宿便のある可能性があります。
寿上にこげ茶色の薄いしみが表れている場合には、横行結腸に宿便のある可能性があります。
準頭にこげ茶色の薄いしみが表れている場合には、下行結腸に宿便の可能性があります。
(宿便は、習慣的な過食や偏食などから引き起こされると考えられています。このような習慣を避けることが、予防法の基本となります。また治療法としては、断食療法などが知られています)
小鼻を金甲(きんこう)といいます。【図:鼻の部分の呼び名]
金甲から、男性では睾丸、女性では卵巣の状態をそれぞれ判断します。
金甲のみが赤っぽい男性には、インキンタムシの可能性があります。
金甲がいつも赤っぽい女性には、下半身に病気のある可能性があります。
女性では、生理の時に金甲のふちが、多くの場合薄いピンク色になります。
また性的興奮時には、男女とも金甲のふちに薄いピンク色が見られることが多くあります。
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