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○ カルシウムとは?

カルシウムは人体の1.5~2%を占めています。体重60kgの人では、約1kgとなります。
このカルシウムの99%は、骨・歯の成分となっています。
残りの1%は血液や筋肉、神経などの組織にあり、極めて重要な生理作用を果たしています。
血清(血漿から血液凝固因子を除いた液)中のカルシウムの濃度は、0.0085~0.010%(w/v)に厳密にコントロールされています。

0.0060%以下となると強直性のケイレンが起こりますし、0.0120%以上になると意識不明になります。
先に八面体質図解では、生命は原始の海から生まれたことを述べましたが、血漿を初めとする細胞外液は原始の海に近い組成を引き継いでいると言われています。

魚類はカルシウムの大部分を海水から血液に取り入れ、カルシトニンと言うホルモンの作用で骨を作ります。海水に住む限りは、カルシウムは海水から必要なだけ自由自在に取り込めますので、カルシウム濃度の調節に問題はありません。しかし動物が陸上生活に移行しますと、細胞外液を海水の代わりに利用することとなりました。

血清中のカルシウム濃度の調節には、食事による供給と共に更に不足した場合には骨を用いることにしました。
いわば骨をカルシウムの貯蔵庫としたわけです。
脊髄動物は血清中のカルシウムが不足した場合には、骨を壊してカルシウムを引き出すホルモン(副甲状腺ホルモン)で対応することになったのです。
女性ホルモンのエストロゲンは、副甲状腺ホルモンの働きを抑えるように働きます。骨粗鬆症は、血清中のカルシウム不足が骨を過度に溶かしスカスカにした結果と言えますが、エストロゲン不足が関係する場合も多いのです。
閉経後の女性に骨粗鬆症が多く見られるのはこのためです。

またカルシウムは精神安定ミネラルとも言われますが、神経細胞の興奮にも大きく関係しているのです。
カルシウムが不足すると筋肉の力も出ません。
このようにカルシウムは全ての細胞の機能に関係し、広い生理機能に不可欠の役割を果たしています。
生活習慣病の殆ど全てにカルシウム不足が関係すると言われています。
(東洋医学でもカルシウム不足が瘀血【おけつ】体質の大きな原因となり、万病の元となると考えます。)
瘀血【おけつ】とは、血液の流れが悪くなった状態のことで血瘀【けつお】ともいわれます。瘀血体質は、栄養分の供給と老廃物の排出が円滑にいかなくなり、肩こり・冷え症・月経痛や花粉症などのアレルギー性の疾患から、症状の重いものになると動脈硬化症・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞を引き起こしやすくなるいわれています。

骨が丈夫になる年代は、20~30才代と言われています。
若い間に丈夫な骨や歯を作り上げておくことは、健康・快適な老後を過ごすためにも重要となります。
最近の日本人のカルシウム摂取量は、女性なかでも若い女性に不足気味であることが懸念されています。平均的には1人1日100mg以上も不足と見られ、補強が望まれます。
ただしカルシウムを補強する場合には、先にも説明しましたように、カルシウムのみを多く摂っても効果は上がりません。マグネシウム、リン(スナック菓子やインスタント食品を多く摂られる方では、過剰となりカルシウムの吸収を妨げます)、ビタミンDとバランスよく摂っていただきたいと思います。

カルシウム1日の所要量
成人男性 基準値 600mg (許容上限摂取量:2,500mg)
成人女性 +100mg
9才~17才 男性 +100~300mg
妊 婦 +300mg
授乳期 +500mg
カルシウムはこんな方におすすめします
  • 発育期のお子様
  • 高齢者
  • 妊婦・授乳婦
  • 歯が弱い方
  • 足がつる方
  • 動脈硬化が心配な方
  • 高血圧を予防したい方
  • 骨粗鬆症が心配の方
  • リンの摂取が多い方 (注1)
  • いらいらしやすい方
(注1)リンはスナック菓子やインスタント食品に多く含まれます。

カルシウムを多く含んだ食品

干しえび(皮付きエビ)、丸干し(ウルメイワシ)、干しアミ、アーモンド、ごま(乾)、干しひじき、ナチュナルチーズ、全紛乳、唐芥子、小松菜、大根、大豆、油揚げ

エビ アーモンド チーズ ミルク トウガラシ ホウレンソウ ダイコン

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